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令和元年度修了生による研究成果報告が行われました(川崎市総合教育センター研究報告会

報告会の様子

 令和元年度川崎市総合教育センター研究報告会が令和2年1月29日(水)に開催され、本学教職大学院の修了生による研究報告が行われました。

 平成30年度に教職大学院に入学し、現在、川崎市内の勤務校で活躍する森先生は、在学中の学校教育課題研究のテーマである「2年目教員に起こるリアリティショックへの対処法」を軸に、2年目の研究に取り組んできました。

 研究内容としては、複数の先輩教員(メンター)がチームとなり、複数の経験の浅い教員(メンティ)にメンタリングすることで、2年目教員のリアリティショックを和らげ、人材育成を図りました。その結果、2年目教員の「同僚性」に高まりがみられ、特に「教師間の有効な関係性」が高まることが分かりました。

 研究報告会では、リアリティショックやメンタリングとは何なのか、なぜチームメンタリングが必要なのか、具体的にどのように実践するかなど、映像や実際に取組に参加した先生の感想を交え、報告会に参加した先生方が自校でも実践しやすいように分かりやすく報告しました。

 また、研究協議の中では、それぞれの学校で実践できそうな内容について、ワークショップ形式で話し合う時間を設定し、チームメンタリングについての理解を深めたり、考えを広げたりすることができました。

 参加した先生からは、「私自身も今回勉強したことを生かして取り組んでみたい。」「できるところから取り入れてみたい。」といった感想が多く寄せられ、充実した研究報告会になりました。

 修了生の活躍は、教職大学院での研究が、神奈川県内の学校における教育課題解決に役立つという成果になります。今後もより一層の活躍を期待しています。

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